世界トップのボールの持ち方⑤
世界のトップリーグで、上位チームで、主力として活躍する、あまり有名でない選手、を紹介するシリーズの第5回です。
(10回まで続ける計画です!)
今回は、ちょっと方向性を変えて「フットサル」のトップ選手を紹介します。
サッカーのバロンドールにあたる「Futsal Awards」で、6回その栄誉に輝いた
リカルジーニョ/164cm/左利き/ポルトガル代表
です。
フットサルは、サッカーよりコートが狭く、プレッシャーも強いことから「両足での技術が必要」と思われがちです。
ですが、動画を見てもらうとわかるように
フットサルでも世界のトップは利き足中心
です。
触らずに置いている
特に意識して見てほしいのは
上の動画のベスト4のゴール(スローモーションでは 1:32 くらいから)
味方からのパスに対して
ボールにはいっさい触らずに、自分の場所(利き足の前)にボールを置いている
ことです。
これができるので、顔が上がり、周りが見えて、冷静になれ、どんなプレーでも選べる状況になるのだと思います。
巷ではよく
- たくさんタッチした方がよい
- 細く触った方が良い
- ボールを動かした方が良い
と言われがちですが、冷静に世界のトップ選手の動画を見ると
- タッチ数は意外に少ない
- あまりボールに触っていない
- ボールではなく自分が動いている
ということに気が付きます。
大事なのは「自分の場所に置ける技術があるか」ですので、ぜひこの部分、意識して見てみてほしいなと思います。