花は二度咲かない
サッカーに限らず、様々なスポーツの指導のジュニア期の指導について「花を咲かせる」という例え話で学んだことがあります。
大事なのは「いつ咲かせるか」ということ
例えばジュニア期(小学生)に、無理やり花を咲かせることはできます。
サッカーで言えば
- 練習量をとにかく増やす
- 勝つ確率の高いフォーメーションにはめ込み、パターン練習する
- 固定のポジションで得意なプレーだけさせる
- フィジカル要素が強い子を優遇する
- 走り込みや筋トレなどで負荷をかけ、フィジカル強度を上げる
- 強豪チームとの練習試合を多く組んで、試合に「慣れ」させる
- 勝利を優先し、メンバー選びも、試合運びも、コーチングも行う
- 能力のある子を「飛び級」で上のカテゴリに無理やり出場させる
などをすれば、結果(勝利・トレセン)は出やすいですし、指導者も親も鼻高々です。
これは「花」で例えると
- 植えたばかりの種にどんどん肥料を与える
- 夜も光を当て続ける
- 水もバンバン与える
- 周辺の雑草は細かく取り除く
などでしょうか?
つまり「無理やり咲かせる状態」です。
花は二度咲かない
そうやって「ジュニア期に花が咲いた子」のその先に何があるでしょうか?
花は二度咲かない
と言われています。
上記のような環境でも、それでも「まだ咲かなかった子」は、良いかもしれません。
なぜなら、中学、高校で「花が咲くチャンス」を残しているので。
それはその子の「生まれ持ったポテンシャルの高さ」によって起こる現象で、非常に「稀(まれ)」だと思います。
一方で「ジュニア期に花を咲かされた子」は大変です。
その時の栄光(という花)を心の拠り所に、中学、高校と「決して咲くことなく」過ごしていかなければならないので。
もしかしたら「奇跡の二度目」がある子がいるかもしれませんが、あまり聞いたことがありません。
いつかの日に花が咲くために
玖珠SSSでは
小学校で発芽、中学で苗になり、高校で咲き始め、その先で大輪の花を咲かせてほしい
そう考えています。
それは「サッカーで」ということではなく「本人が興味を持ったこと全般」についてです。
そのために大事なってくるのが
- 結果を急がず「内からの成長」を優先する
- 自主的な取り組みを重視する
- 適度な休み(オフ)を設ける
- 「もっとしたかったぁ」で練習を終える
- 先々に役立つ「本当の基礎」をコツコツ丁寧に取り組む
- 大人が「結果について一喜一憂しない」しない(意図的に)
- 結果で評価するのではなく「取り組み姿勢」で評価する
- 先々につながる「考え方・習慣」を身につける
などなど、周りの大人の「関わり方」が大事なのだと考えています。


