世界の柔道と日本のサッカー
子供たちには常々
世界トップのサッカーを見て、そこから学んで欲しい
と伝えています。
厳しい言い方ですが、日本はまだまだサッカー後進国です。
なので、サッカーを見る時間があるなら「日本ではなく世界のトップを見るべき」だと思っています。
柔道に例えてみる
例えば「柔道」は世界的に見て日本は先進国と言えます。
仮にどこかの国で、柔道が普及していたとして、
- 指導者が、日本の柔道を見たり学ぶことなく「我流・思い込み」で子供たちに柔道を教えている
- その国の柔道界で「一流」と呼ばれている人がメソッドを開発し、広めている
- 子供たちは「それが本物」と信じて、疑うことなく必死に学ぼうとしている
- その中には、日本の柔道関係者が見て「明らかにおかしい」ものが混じっている
- もしかすると「全く真逆で、むしろ柔道が下手になる」ことも含まれている
- それでも子供たちはそれを信じて、必死に練習している。
そんな可能性を考えると、日本におけるサッカーも「同じようなリスク」はあり得ると思っています。
そのリスクを回避する方法は、現地に行って学んでくることがベストですが、そう簡単ではありません。
ですが、現在はネットが普及し、世界のトップのサッカーをとても簡単に観ることができます。
毎週月曜のダイジェスト
毎週月曜日に、ヨーロッパ各リーグの「ダイジェスト」がYoutubeで無料で見られます。
本当はフルマッチ(90分)を見るべきですが、まずはダイジェスト、見て欲しいなと思います。
その中で、常日頃、子供たちには耳にタコができるくらい言い続けている
- 世界のトップ選手はどの足をどのように使っているか?
- 日本の指導でよく見る「遠い方の足で持つ」を本当にしているか?
- 例えば、右利きの選手で右からボールが来たら、どの足のどこで収めているか?
- 逆足も時々使っているが、それはどんな時か?
- 足の裏でこねるタッチをしているか、必要そうか?
「百聞は一見に如かず」の言葉通り、ぜひ自分の目で見てみてください!
個人的には「日本のサッカーと全く違う競技では?」とすら感じてしまいます。