公式戦前のトレーニング

世の中はまだまだ正月休み(三ヶ日)ですが、明日から始まる「フジパンカップ予選(正式名称は、第 51 回大分県少年サッカー大会兼KYFA 九州U-12サッカー大会 日田地区予選)」に向けて、旧森中学校グラウンドでトレーニングを行いました。

森中学校は、玖珠町にあった7つの中学校の1つで、現在は「くす星翔中学校」に統合され、廃校となっています。
この森中グラウンドは、個人的に「玖珠町のサッカー発祥の地」と思っていて、25年以上前になりますが、毎週日曜になるとどこからか人が集まってきて(中学生、高校生、大人)サッカーをしていたのを覚えています。

当時は、高校にも中学校にも「サッカー部」がなく、中高生がサッカーができる環境はこの「日曜の森中サッカー」だけでした。
(他には、玖珠の商店街のおっちゃんや、役場の方々、その他いろいろな大人の人も来てくれていました)

時を同じくして、玖珠SSSが誕生し、その後の中学でのサッカー部設立、そして高校サッカー部設立(美山高校)につながるわけですが、我々世代(特に40歳以上)の玖珠のサッカー関係者にとって、この森中学校のグラウンドは様々な思い出がつまった大切な場所でもあります。

明日に迫った公式戦に向けて正月三ヶ日でも使える場所ということで、この森中グラウンドでトレーニングをしました。
古びていたゴールも代表がメンテナンスしてくださり、新品同様!
懸念していたグラウンドコンディションも朝霜が弱かったおかげでバッチリでした。

参加した小学生の子達はもちろんそんな「歴史」を知るわけもないのですが、久々に森中学校でサッカーをする姿をみて、いろいろな思いが頭を巡りました。

明日からの大会、特に6年生は最後の公式大会ですので「積み重ねたものを出し切って」県大会出場権を勝ち取って欲しいなと思います。