世界トップのボールの持ち方①
子供たちにはよく話しますが、サッカー以外のスポーツだけでなく、習字やダンス、武道に置いても
正しいお手本をちゃんと見ること
はとても大事です。
人間は「意志や決意よりイメージ(想像)の方が強く影響する」ので、その人が何をイメージして日々の練習をしたり、学んだしているかがとても大切になってきます。
世界のトップを「ちゃんと」見よう!
では、サッカーにおける「正しいお手本」は何かというと、やはり「世界で活躍するトップ選手」だと思います。
日本のJリーグの歴史は30年ですが、世界は100年以上の歴史があります。
中田英寿や、本田圭佑、長友佑都、香川真司、長谷部誠、、、
過去にも「強豪チームのスタメンとして活躍した日本人」はいますが、チャンピオンズリーグで上位を争うチームで、主力(中心選手)として活躍し続けた日本人はいません。
ですので、ぜひ時間をとって
今、世界のトップで戦っていて、活躍している選手がどんなプレーをしているか
をちゃんと自分の目で見て欲しいと思います。
間違った情報に要注意!
例えば、日本の高校サッカー、いろんな技を披露しているYoutuber、そして我々を含む日本のサッカー指導者は、世界のトップとは大きくかけ離れている可能性があります。
試合で使える〇〇技、〇〇フェイント、相手から遠い方の足で持つ、体の中心(真ん中)にボールを置く、、、
いろいろな情報がありますが、これらが正しいか間違っているかは、ぜひ、自分の目で見て判断してください。
- 足のどの指で多くタッチをしている?
- ファーストタッチの後にボールがどこにある?
- ボールは体のどこに置いている?
- どんな技(フェイント)を使っている?
- どんなステップをしている?
- 利き足側から寄せられた時はどうしている?
などなどを確認してほしいなと思います。
ジャック・グリーリッシュ
マンチェスターシティ(10番) /イングランド代表
ボールを受けるポジショニングが素晴らしく、フリーでボールをもらう姿は「幽霊」に例えられる。
また、頭の良さ、技術を兼ね備えており「イングランドのイニエスタ」「イニエスタの後継者」と評価を受ける